神経科学と神経学トレーニング


脳と神経のしくみから見つめる、やさしい整体のかたち

「なんとなく体が重い」「疲れが取れない」「首や肩がガチガチ」
そんな不調の背景には、『体そのもの』ではなく、『脳の反応』が関係していることがあります。

たとえば、こんなことはありませんか?

  • 姿勢を気をつけているのに肩こりがつらい
  • ちゃんと寝ているのに疲れが抜けない
  • ストレッチやマッサージでもすぐ元に戻る

もしかしたら、脳が「体を守るために」不調を出しているのかもしれません。


神経の誤作動で、体にブレーキがかかる?

脳は常に、目・耳・皮膚・関節などから入ってくる『感覚情報』をもとに、体をコントロールしています。
でも、その情報がうまく伝わらなかったり、不正確だったりすると——

「今、体が危ないかも」
と脳が判断して、体に“防御反応”を出すようになります

その結果…

  • 筋肉をかたくして動きを制限したり
  • 疲れや痛みを出して休ませようとしたり

という反応が出ることがあるのです。


神経学トレーニングとは?

神経学トレーニングは、この『脳への感覚情報』を整えることで、不調の根っこからケアする方法です。

たとえば、目の動きのトレーニング(寄り目運動)を取り入れるだけで、首や肩の可動域が変わることもあります。


【セルフチェック】やってみましょう!

  1. 首・肩・体の動きやすさをチェック
  2. 腕を伸ばしてペンを持ち、ペン先を見ながら眉間に近づけていきます(寄り目)
  3. ゆっくり元の位置へ戻す(5回)
  4. 次は鼻先に近づけて→戻す(5回)
  5. 最後に、再び体の動かしやすさをチェック

何か変化を感じた方は、あなたの体に“感覚刺激”が有効かもしれません。


最後に

神経科学といっても、難しく考える必要はありません。
当サロンでは、こうした『脳の安心』をつくるアプローチをベースに、やさしく自然に整えていく整体を行っています。

「ちょっとおもしろそう」と感じた方は、ぜひお気軽にご相談ください。